刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

<パリ>トルヴィル・シュル・メールへ

トルヴィルからパリへ。


ホテルのエントランスです。

バルコニー付きのお部屋にしました。

最上階には宿泊者が自由に使える屋上テラスもあり、景色も最高です。

グレーの屋根のグラデーションと燻んだ白壁に四角い窓、赤茶の煙突、青空...この光景、眺めが大好きです。
これを見るとパリに来たんだと実感します。

老舗百貨店「サマリテーヌ」に行ってみました。
1910年完成、2005年再開発とリニューアルのため閉店、2021年6月にリニューアルオープンしたそうです。

こちらはポン・ヌフ館の上層階です。
修復された蘇った壁画。

アール・ヌーヴォーな手摺りと階段をしばし鑑賞。

天井が吊るされていたシルバーのバッグも素敵でした。


この日のディナーは「La Plume Rive Droite」で。
フランス人シェフのベンジャミン・シックス氏と日本人のシェフ平野さんのフレンチを取り入れた日本料理のお店です。

窓際の席からはサントゥスタッシュ教会が見えます。

オーダーしたものから一部をご紹介。
餃子、和牛たたき 黒トリュフポン酢、タコ。

左はモクテル、右のデザートはピエール・エルメコレクションから、フローズンのお餅で3種(いちご、ゆず、イスパハン)です。


パリではMALHIA KENTでツイード生地とブレードと可愛いピンクのビーズを買ってきました。
こちらの生地を使用したコサージュブローチをオンラインショップにアップ致しましたのでよろしければぜひご覧ください。


今回の旅ではパリは到着した時の1泊と今回トルヴィルから戻ってきた日の1泊の計2泊だけにしました。

暴動などがあったことから日程を短縮しましたが、旅行中特に何もなく穏やかで欧米の観光客(スペイン、イタリア他)の方々で賑わっていました。
ただサン=ラザール駅構内でフランス軍の方が数人巡回していたこと、街中でも軍の方が数人警戒にあたっているのを一度見かけました。
火災の跡などはなかったですが、1件だけガラスが割られてしまっていて営業を停止しているお店がありました。
お世話になったパリ在住のガイドさんのお話ですと、パリ郊外のナンテールで起きてしまった事件をきっかけに14歳から15歳ぐらいの子達が各地で暴動を起こしたとのことです。

最後にパリの夜景を。
白夜なので10時ごろから暗くなります。

私の旅行記、備忘録をお読み下さり本当にありがとうございました!