刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

箱庭レッスン秋の会へ


昨日、千駄ヶ谷の器ギャラリー・カフェバー「SHIZEN」で行われた箱庭レッスン秋の会に参加してきました。

お花、植物を扱うレッスンに参加するのはとっても久しぶりです。

野田敬子さんの鉄釉の鉢に和の草木を寄せ植えするという内容で、

ピラカンサス、沢菊、玉竜、苔を使用します。
苔はそのままのせるものなのかと思っていたのですが、けと土をシチュー状にトロトロさせそれを敷いてから苔をのせなければなりません。植物の配置を雨宮ゆか(日々花)先生からアドバイス頂き、苔と黒土の配置を考えるのにも少々時間がかかってしまい、思っていた以上に深いレッスンで大変充実した時間を過ごさせて頂きました。



レッスン後はまめやさんのお菓子を頂きながらのティータイム&レクチャータイムです。

ガーデニングというものから少々遠ざかっていた私は頭の奥から覚えている限りの知識をひっぱりだし、思い出しながらお話を聞いたり、質問をしたりしていました。
ジョーロは水が蓮口部分に来るまでの距離が長く、先端の蓮口部分の穴が細かくたくさんあるものが良いらしく、英国のHAWS社の製品を薦められました。高いところからシャワーのようにあげるのがよく、鉢にもお水をかけてあげて下さいとのこと。実がなる植物は肥料を忘れてはいけない、ローズマリーは虫除けにいいということ、肥料や土の種類のお話などなど...1時間弱程のレクチャー、大変勉強になったのは言うまでもありません。

こちらの作品の植え替え時期は3年が目安だそうです。これから剪定をしたり肥料をあげたりということをしていかなければならないけれどそれも楽しい...。大切に育てていかなければ。

夜、梅酒をちょこっと飲みながら鑑賞する予定です。