刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

ガブリエル・シャネル展 Manifeste de Modeへ

「ガブリエル・シャネル展 Manifeste de Mode」に行ってきました。
東京、丸の内にある三菱一号館美術館で開催中(〜9/25まで)です。

ガブリエル・シャネルの回顧展「Gabrielle Chanel. Manifeste de mode展」はガリエラ宮パリ市立モード美術館(2020年)で開催され、2021年にメルボルンの「ヴィクトリア国立美術館」の展示を経て日本へ。
今回の展覧会はガリエラ宮パリ市立モード美術館、パリミュゼの監修で日本向けに再構成されたものだそうです。

女性の身体のラインを優しく表現し、立ち姿を美しく見せ、洗練と気品を合わせ持つ素敵なお洋服の数々。

スパンコール刺繍、ツイード、レース、コーネリー刺繍、ボタン、ガロンブレードなどなど職人の細かな手仕事にも魅了されました。
当時は手刺繍とともにミシン刺繍も多用されていたとのこと。

生地、ドレスに配慮され、照明は抑えてあります。
ディテールをご覧になりたい方は図録の購入をお勧めいたします。

併設されているShopでは図録の他にポストカード、書籍、手芸用品も販売されていました。
こちらで見つけた書籍「シャネル ペーパースケープス」が欲しかったのですが、あいにく在庫がなくAmazonで購入。

シャネルのお気に入りのアイテム55点が説明とともにかわいいイラストが描かれていて切り抜き加工されています。

イラスト部分を全て切り抜いて飾っても良いそうです。
私はこういうのが大好き!


美術館をあとにして...ランチはブラッスリー・ヴィロン丸の内店のテラス席で。
私は入り口近くの席でしたが、奥のテラス席からは赤レンガ駅舎の東京駅を見ることができます。


さて今年の12月から2023年6月まで、今度は「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ展」が東京都現代美術館(東京都江東区)で予定されているそうです。
パリ、ロンドン、上海、NY、ドーハで開催され、今度は日本にやってくるそうです。
2017年にパリへ行った時、こちらの展覧会に行ってきました。
日本ではまた違った構成になるのでしょうか。
とても楽しみです。