刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

<ル・アーブル>トルヴィル&ドーヴィルへ 

トルヴィル2日目はエトルタ&ル・アーブル&オンフルールに行きました。
フランス在住の日本の男性ガイドさんに案内していただき、先日はエトルタを書きましたが、今日はル・アーブルです。

世界遺産となっているル・アーブルは第二次世界大戦の時の空爆で破壊され、建築家オーギュスト・ペレによって再建された町です。

フランスに来てからノルマンディの木組みの家や海岸線に立ち並ぶ別荘、豪華な邸宅に囲まれその世界の中にいた私。
突如オーギュスト・ペレの建物群が現れた時の驚きといったら...思わず息を呑みました。

違う次元、世界に入り込んだような不思議な感覚に襲われました。

道路は幾何学的に配置されていて碁盤の目のようになっていて建物の柱と柱の間の一辺が6.24mに統一されています。

整然の美。シンメトリーとコンクリートの美しさに惚れ惚れです。
時間の都合上、サン=ジョゼフ教会以外は車窓観光。

ゆっくりゆっくり散策してみたかったです。
それどころかこちらの住宅に住んでみたいという気持ちが湧き起こり、またまた私の空想が広がります(笑)

こちらは市庁舎。

そして1957年に完成したサン=ジョゼフ教会 です。
高さ107m、5万トンのコンクリートを使用、12,768枚のステンドグラスがはめ込まれています。

木のように見えますがコンクリートです。

教会内の動画を撮ってきましたが、光の玉のようなものもいくつか写ってしまっています。
ご容赦ください。